メッセージ

朝岡会長のご挨拶


私たちの願いは、PTA活動を子育ての一環であるとともに、その活動が親育ちの機会として大切にしていくことです。そして、PTAという枠にとらわれず、子育てに関わる諸問題を広く皆さまと共有していきたいと思います。

子どもは、親の後ろ姿を見て育ちます。

何事も自分だけがよければいいという姿、都合が悪くなると他人に責任を転嫁する姿、周りの評価ばかりを気にする姿、困った人がいても無関心さを装う姿、いつも立派なことを言うが何もしていない姿、他人の心の痛みを理解しない又はできない姿・・・
これらは、私をはじめ人間誰しもが、強弱のいかんはあっても持っているものばかりです。
だからといってそのままでよいのか?と問われれば、誰しもそうではないはずです。
できることならば、本心は我欲とエゴを捨て、人の為に生き、感謝される存在でありたい。しかし現実の生活と社会で、そのような気持ちは、理想の心の中にしまいこんでしまいがちです。

大切なことは『関心を持つこと』です。

まずは、小さな行動を起こすことだと思います。
多くの親御さんたちが、年齢、立場、境遇の枠組みを超えた連携ができることで、PTA活動の意味と価値が高まってきます。人間は、無意識に心のどこかで自分が社会の役に立てる場所を探しているものです。そして、そういう場所を見つけた人は、とても輝いています。私たちは、PTA活動に生き生きと参加するお母さん方やお父さんたちの姿を見て、改めてそんなことを考えさせられたことが数多くありました。

子どもによい影響を与えるには、親自身が輝くことです。

仕事であれ、趣味であれ、スポーツやボランティア活動であれ、生き生きした親の姿を見た子どもは、親や大人への信頼感を高めるのです。親自身が輝けば、子どもはそこから学ぶものをしっかり学びます。
子どもは、親の「在り方」「生き方」をマネするのです。
お父さん、お母さん、ぜひ自信をもって生きてほしい。
そんな親育ちづくりを、ともに歩んでみませんか。

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